ダイナミックロープについて

 

これから数日間に渡ってロープについて私が調べて知っている範囲の事をのせて行きます。
ダイナミックロープとは、伸び率の高いロープで基本的に、リードクライミングのために使用されるロープのことです。
リードクライミングとは、下から下から自分でロープを引きながら壁等に設置した金具にロープを通しながら安全を確保して登るクライミングのことです。
また、リードクライミングと対比されることの多い、トップロープを用いたクライミングは名前の通り上の方から吊るされたロープで安全を確保して登るクライミングのことです。
よって、リードクライミングに用いられるダイナミックロープは、強度が十分にあって、クライマーの墜落時に伸びることによって衝撃を吸収する性能が求められます。
また、クライマーの体重のみが荷重としてかかる場合には、不必要に伸びないためにもあまり伸びすぎないことも要求されます。

 

修正情報

 

 


過去の内容に1点修正がありました。
ヒッチの紹介のところで
コンストラクターヒッチと紹介していましたが以下のように誤りでした。訂正をお願いします。
誤)コンストラクターヒッチ
正)コンストリクターヒッチ
英語の意味は、圧縮するとか獲物を締め殺す大ヘビという意味になります。
巻き結びの端末を結んで処理せずに、一番にひっぱられるロープの下に巻き込んで絞め殺されるところは、正にコンストリクターです。
前回の写真と違う方法で作るなら巻き結び(クローブヒッチ)を通常通り作り、端末を一番最初にひっぱられるロープの下に巻き込めば出来上がりです。

 

下降器の紹介

 


 


下降器の紹介を行います。

レスキューエイト
 角が付いていて作業姿勢がとりやすくなっています。

ストップ
 名前の通りアクシデント等で手を離してもストップする機能(セルフビレー機能が器具についています。
続きはこちら→

ブレーキバー
 制動力をコントロールすることが可能でシステムの根元に使われることが多いです。

アイディ
 セルフビレー機能、逆付け防止機能がついています。
 大サイズと小サイズの2種類があります。

小豆色のアイディ?秘密のプロトタイプの代物です。

 

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