レスキュージャパンブログ

レスキュー講習会の模様や新開発器材のニュース、ロープレスキューのテクニック、国内外のレスキュー事情など

2020年5月SRT1開催日決定

遅くなりましたが、2020年の春のSRT1(スイフトウォーターレスキューテクニシャンコース1)の予定を以下の通り定めました。

 

2020年5月7日(木)〜9日(土)@京都

https://www.rescue-japan.com/SHOP/5113100242.html

 

 

急流域でのリバーレスキューの講習ですが

急流がない河川でも近年、ゲリラ豪雨や台風時の大雨により、氾濫することが多々起こっています。

 

そんな時に、急流救助に関する知識や技術があると、自分自身の安全はもとより、同僚や仲間の安全確保、レスキューの基本である、要救助者の救助に役立つこと間違いなしの内容になっております。

 

 

基本的な知識の有無や事前の体験により、リスクを知り安全につなげるそんな内容になっております。

 

泳ぎが得意でなくても、ライフジャケットを身につけるので大丈夫でが、

体験として、流水の力を身をもって感じたり、ロープを投げたり、ボートを漕いだりなど行います。

 

 

夏の前のこの時期にぜひご参加のご検討よろしくお願いいたします。

 

詳しくは以下ご参照下さい。

https://www.rescue-japan.com/SHOP/5113100242.html

 

 

 

 

 

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MPDの使い方の動画

お蔵入りしていた動画、MPDその使い方すべてをお伝えします。

過去に作りそのままでした。よろしければご参照下さい。

 

まさにマルチパーパスデバイスでロープレスキューが簡単になります。

車で言えば、オートマーです。基本的な事は、IDと変わりませんが

作業よりでなく、レスキューよりになっています。

第一回 セッティング方法

https://youtu.be/ANoRR88IEtg

第二回下降器・プーリー・倍力システム

https://youtu.be/1AGRvUc9D1A

第三回は、ビレー編

https://youtu.be/8uIJLNa00Rw

よろしければ!

2020年3月講習会実施中 空席あり

●ART3(ピックオフ) 

2020年3月19日(木) 京都
https://www.rescue-japan.com/SHOP/5111500211.html#mainimg

2020年3月25日(水) 埼玉
https://www.rescue-japan.com/SHOP/5111500211saitama.html#mainimg

●アリゾナ

2020年3月2日(月)〜3月3日(火) 京都
https://www.rescue-japan.com/SHOP/5111500215.html#mainimg

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調整できる高取支点 アズテック

先日、岡山でテクニカルロープレスキュー(TRRT)を開催しました。

 

岡山の講習会の斜面は、よい位置に高取り支点がなく、あるのは、エッジギリギリの位置に生えた木となります。

 

このようなケースでは、出入りの時にメインラインに荷重がかけることが出来ない状態で降りていくことになったり、逆に上がってくるときに、最後まであがることが出来ずに、高取支点の下のエッジまでしか上がってくることが出来きません。その状態から、斜面の上まで戻ろうとすると、メインラインをゆるめながら、エッジマンが引き入れることになり、不安定さが出てしまいます。

 

今回は、この状況を回避するために、調整高取り支点(アジャスタブルハイデレクショナル)としてアズテックを活用しました。

 

 

 

高取りしたい木に、ラップスリープル2を取り、そこにアズテックを下向きに引けるようにセットします。

そして、カラビナとプーリーを掛け、メインラインを通せば完成です。

 

まず降下していくときには、アズテックをつかわずに、地面にロープが這わすように進んでいき、ある程度斜面を降りたら、カラビナにかけたプーリーにメインラインを通し、アズテックを引き上げ高取り支点とします。

 

上がってくるときは、これとは逆の動きで行います。

 

メインラインにプーリーをつけたり外したりと少し手間取りますが、危険な出かたや上がり方をするのに比べて安全ですし、高取り支点がない状態でロープを地面に這わせた状態で運行するよりもはるかによいです。

 

機会があれば、調整高取り支点(アジャスタブルハイデレクショナル)お試し下さい!

 

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シングルロープテクニックとレスキューの対比

私、大学時代に探検部に所属していました。

当時、洞窟に入ったり、川を下ったりして過ごしていました。それが今の仕事になっています。

 

探検部の後輩が、中国の洞窟へ行きNHKの番組に関わっています。よろしければ洞窟の世界お楽しみ下さい。

 

https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20200216

 

洞窟探検で行われる、シングルロープテクニックは、番組では取り上げられないとは思いますが。

 

なお、通常のレスキューでは2系統ですが、シングルロープテクニック(頭文字をとってSRTと言われます)はこれとは違います。

 

違いを明確にすると

 

レスキュー 2システム、2ポイント

SRT    1システム、2ポイント

 

2系統では行動制限される状況では、1本のロープシステムで運行した方が安全もしくは行動の幅が広がるとの発想です。

 

但し、コネクティングポイントは、万一に備えて2ポイントとするのが基本となります。

 

より高い技術や安全配慮が必要となるテクニックです。

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ヘルメット 名入れステッカー 動画

地味かもしれませんが、”今シーズンの新商品”

 

ヘルメットの名入れステッカー

 

具体的な張り付け方や実際のイメージのためにユーチューブビデオを作成しました。

 

 

仕上がり綺麗に出来ますのでぜひご検討下さい。

 

 

以下のページから注文可能です。

https://www.rescue-japan.com/SHOP/2200205307.html

 

よろしくお願いいたします。

 

 

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イングリッシュリーブとノルウェーリーブ ハイライン

ハイランについてのバリエーションは何種類かありますが、

 

今回は、イングリッシュとノルェーの2つのリービングハイラインについて述べます。

 

名前からすると、英国とノルウェー式のハイラインだと思われます。

クートニーハイラインは、カナダのクートニーという街の名前から来ていることもありますし。

余談はさておき

 

2つの違いは、リービングラインのセッティングが大きく違います。

 

reeveの意味は、辞書では、ロープを通す、穴に通してまたは何かに巻いて留めるとなります。

 

イギリス式の通し方、ノルウェー式の通し方2種類です。

 

以下の写真は、ノルウェーリービングです。

但し、変形バージョンです。

 

1つ目はプルージックをイングリッシュのように双方付けた状態にしています。

2つ目は、ロープレスキューでは必ずあるべき、双方からのコントローラインが左側の青の一本しかつけていません。

リバーレスキューのハイラインチロリアンでよく実施する形です。

 

 

 

白のリービングラインの形や動きについて言及すると

ロープの端末がクートニープーリーに止められいます。そのため片側のみからのロープの動きとなります。

 

なお、イングリッシュリーブは、端末がクートニープーリーに止められるのではなく、対岸の支点まで行き

双方向からのロープの動きが可能になるものです。

 

イラストで表すとこのようなかんじです。

 

ノルウェー

 

ーーーーーU

 

イングリッシュ

 

-----------U------------

 

イングリッシュは、かならずプルージックを双方に付けます。

双方から動かせる仕組みなので、プルージックが片側だけだと対岸の操作員のミスによる落下を防げません。

 

ノルウェーは片側から動かす仕組みなので、基本、プルージックは、片側に付けるだけで操作員のミスによる落下を防げます。

但し、クートニーに結んでいる結び目がとれてしまうなどのトラブルを考慮するならば、前掲の写真のように双方付けることもあります。

 

シンプルかと言われるとそうでない部分があり、どちらかというと付けない方を多く見かけます。

 

このあたり、実際の動きで確かめるのがよいとは思います。

 

ART5では、ハイラインを予定しています。

そろそろ実施しないとおもいつつ、時間が経過しています・・・・

反省

 

 

 

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MPDの操作方法 下降とビレーモード

MPDは、ご存じの通り、マルチパーパスデバイス⁽(多目的器具)の略で、一つの道具で下降器、倍力時のプーリー、ビレーと1つで3役をこなす優れものの器具です。

 

今回は、この便利な器具であるMPDの操作について一言申し上げます。

 

それは、下降器モードの使い方とビレーモードの使い方の混同です。

 

下降器モードでの使い方は、レバーを操作してロープを送り出します。

 

 

それに対して、ビレーモードでの使い方では、レバーは全く触らずに、ロープを送り出すことによって器具を操作します。

 

 

ここでのポイントは、レバーを触って操作するかしないかの違いです。

 

整理すると

 

下降器モード

レバー操作あり

ビレーモード

レバー操作なし

 

例外としてMPDを使ったツーテンションシステムとういう運用方法をとることもありますが、この方法でもエッジの出入り口などリスクが高くまたロープの送り出し量が少ない場所では、レバーを触ることなく基本のビレーモードの操作方法でMPDを扱うとMPDの開発者から直接指導してもらいました。

 

メインロープが切れた場合に、即時にビレーが効くか否かということを考えると、レバーに触れずに操作するビレーモードでの操作方法をお勧めいたします。

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タンデムプルージックの点検方法

ビレーの定番と言えば、タンデムプルージックです。

BCCRのドロップテストの基準を満たしている2人用の確保方法です。

 

 

但し、それも、そもそもプルージックがロープに正しく巻き付けられているからこそ、摩擦力で荷重を保持することが出来ます。

 

巻き付け方の方法やコツは色々ありますが、今回は、点検方法について述べたいと思います。

 

システムを稼働させる前は、メインラインに吊り点検を行うのと同様、ビレーにも稼働前の点検を実施します。

 

点検方法も色々ありますが、今回は、タンデムプルージックをそのまま2つ引っ張って点検するのではなく、長短のプルージックを個々に引っ張って点検する方法をご紹介します。

 

 

写真 通常の点検方法

 

2つ同時に引っ張ると固いプルージックの場合は、2つあるプルージックの1つだけしか利いていない場合でも、あたかも2つ利いているように見えてやり過ごしてしまう場合があります。しっかり目視や利き具合の感触を確かめれば見逃す場合は少ないでしょうが、念のため1つづつ引っ張って確かめてもそれほどの時間が掛かるわけではありません。

 

写真 個々に引っ張って点検している図

 

最近、私は少しの手間ですが念のため個々にチェックする方法でタンデムプルーの点検を行っています。

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ART4埼玉

埼玉でアドバンスドロープレスキュー4(ART4)を開催しました。

 

今年は暖冬で1月とは思えない気温の中、2ライン法、ディフレクションライン、コクーンストレッチャーを実施しました。

 

参加人数が3名と非常に少ないなか、倍力を引くのに高倍力の9倍、7倍などを設定し汗を書きながら引き込みました。

 

 

 

担架がない時に使用するコクーンストレッチャーでは、2ライン法で吊り上げてみました。

この担架に乗ったスタッフは「まるでハンモックに寝ているようだ」と感想を述べていました。

 

 

ディフレクションラインでは、対岸(ディフレクションライン側)の高さならびに谷間の深さがなく、ディフレクションのプリーとともにロープが下部に下がっていき、あらためて高さが必要なこと認識しました。

 

 

 

 

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AZTEK(アズテック)の100通りの使い方

AZTEK(アズテック)は、100通りもの使い方があると言われています。

 

 

でも一体、具体的にどんな使い方があるのか・・・・

 

100通りまでは行きませんが、以下に代表的な使い方が掲載されているユーチューブビデオを張っておきますのでよろしければ参考にしてください。

 

 

 

上記に掲載の内容は

 

4対1の倍力
5対1の倍力
ガイライン
調整出来る方向替え
ロードリリースヒッチ
調整できる高取支点
ノットパス
宙吊り救助(ピックオフ)
エッジレストライント
クイックな懸垂降下
トルービレー
アジャスタブルアンカーストラップ
担架アテンダント取りつき
担架スクープ
リッターバイパス

 

また、御覧のとおりAZTEKは、アリゾナエッジテクニシャンキットの頭文字を集めたものです。

 

まだまだ使い方がありますので、折にふれお伝えしていければと思っています。

 

次回は、99番目の使い方(ナインティナイン)として、有名なアリゾナボーテックスの出入りの時にビレーラインを上げておくAZTEKの使い方にしようかと思っています。

 

乞うご期待!

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